鍼灸治療について。
こんにちは。
つくだ治療院 佃 健太郎です。
今回は、僕が行なっている鍼灸治療について簡単にお話していきます。
鍼は全て髪の毛の細さと同じくらいの細い鍼を使っています。
全て使い捨てです。
まずは問診をして、根本的な凝りや痛みの原因を探っていきますが、鍼を打つ箇所は、例えば肩こり、首こり症状の時どちらとも肩周り、首周り、背中周りにまで鍼を打ってコリをほぐしていきます。
心掛けているのは、少しずつ体に鍼の響き感を与えながら施術を行う様にしています。少しずつね少しずつ。
必ず響かした方が効いているという訳ではありませんが、体にあるコリに対して鍼を打ってコリに当たると鍼の響き感を感じられると、一瞬ズーンと重たい様な感覚になりますが、体のコリがこの一連の流れの中でほぐれていっており、その後副交感神経が優位になり体がリラックス状態になっていきます。
そうなった時にどんどん血行が良くなり体の緊張も自然と取れていくので途中から寝てしまう方もいらっしゃいます。
ただ何でもかんでも鍼の響きを体に与えていく様な鍼はしていきません。
問診をして、その方の体型や体の質を診て、鍼の本数や響き感の調整というのは細かく行なっていきますので、同じ様な箇所に打っていても人それぞれ内容や感覚は違いがあります。
治療をしている中で、お客様の反応で鍼の響きに対して敏感だなとか、鍼の響きに対応できてそうだなというのが大体わかりますので、敏感そうだなと見て取れる方に対してはなるべく鍼の響き感を弱く、または感じるか感じないか程度に調整して打っていきます。
症状や体の感覚に応じて刺さない鍼、ローラー鍼という物を使って施術を行う場合もあります。
鍼を打って痛い!と表現される方の中で、もちろん単純に施術者の技量や、髪の毛の細さと同じくらいの細さの鍼を使いますので毛穴に入ってしまったりすると痛かったりする事も正直あるのですが、鍼の響きを痛いと感じてしまっておられる方もいらっしゃいますので、この辺りも僕たち施術者側が調整しないといけない事ですし、やはりそういったあまり良くない印象を与えてしまうとこれから受けたいと思っておられる方が不安に思われてしまう事も懸念されますので、そういった事がないように、日頃の施術からお客様の感覚を確かめて、施術中でも僕自身、施術者のエゴにならない様に受けている方のお話を聞きながら施術を行なっています。
安心してリラックスして受けていただける施術にはなっておりますので、症状が強く出ないうちに、体がお辛い時は我慢せずにゆっくりと体の疲れを定期的に労わってあげましょうね。