肩こりが酷い人の特徴
こんにちは。
つくだ治療院 佃 健太郎です。
今回は肩こりが酷い人の体の特徴を僕が経験してきた中で気付いた事があるので、その特徴を書いていこうかと思います。
結論から言いますと、肩こりが酷い人は体幹が弱い人ばかりです。
施術が終わった後、軽くストレッチを入れる事があるのですが、体を伸ばしてあげるとイタタタ～と体の硬さや痛みを感じている方が多いです。
よく体幹の筋肉を鍛えましょう！と言われた経験のある方も多いかもしれませんが、体幹てそもそもなんぞや？と、思った事がある方もおられるかと思います。
体幹というのは字の如く、体の中心部にある幹になっている筋肉を指します。
腹筋や背筋、肩甲骨周りや股関節周り、太もも、ふくらはぎなどが体幹部の筋肉になります。
上記で述べた体幹の筋肉が弱いと体の凝りを感じやすくなるのですが、体幹の筋肉の中でも特に大事な骨盤底筋の重要性についてお話します。
骨盤底筋というのはこちらも字の如く、骨盤の底にある筋肉の事で縁の下の力持ち的存在である筋肉になります。
骨盤は腸骨、仙骨、恥骨、尾骨、座骨と骨の集合体でひとつひとつの骨はとても丈夫な靱帯でしっかりと結合されていますが、ホルモンの影響や脚の動きとの連動性により細かく動いていると言われています。
この骨盤の「底」にある筋肉、骨盤底筋で内臓が下に落ちない様に支える事と排泄や女性の方ならば出産する際に広げる柔らかさが必要になりますので、この骨盤底筋という筋肉がゆらゆらゆりかごのように内臓を強く支え筋肉の繊細な動きを可能にしています。
この辺りが弱くて頼りなくなってしまうと代謝が悪くなり血行が悪くなり、体が冷えやすくなったり、筋肉が弱い事で支えている内臓が刺激を感じやすくなり、頻尿や尿漏れ、便秘や下痢をしやすい体質に変わっていってしまったり、ホルモンバランスが乱れてイライラしてしまったり自律神経の不安定に繋がったりなど、体に影響が出て体の幹になっている所がバランスを崩してしまい肩凝りだけでなく、体の凝りや痛みを感じやすい体質にシフトチェンジしてしまいます。
以上の事から肩こりや首こり、体のこりや痛みを感じやすい方は体幹の筋肉、特に骨盤底筋の筋肉を鍛える必要があります。
とはいえなかなか鍛える事が難しい筋肉でもありますし、腹筋や背筋ができないという方もたくさんおられると思います。
そのためにはまず腹筋、背筋をするための体作りをする必要もありますよね。
ですので簡単に取り組めそうなトレーニングであれば、
こういったトレーニングや、
このようなトレーニングから始められればお家でも取り組めれますし、１つ１つ積み重ねていく事は必要ではありますが、自重ならばゆっくりと取り組めれる思います。
またつくだ治療院では、
JOYトレ（ジョイトレ） - つくだ治療院｜神戸市兵庫区東山町にある湊川公園駅から徒歩5分｜鍼灸・美容鍼灸・マッサージ治療院
こういった取り組みを行っており体幹の筋肉を鍛えて症状改善を狙って行う施術も行っております。
日々、内臓の重みに耐えながら頑張っている骨盤底筋ですから、横になっている時は内臓の重みから解放されますので、寝たまま行うJOYトレ（当院で行っているトレーニング）は効果的ではないかと思います。
肩こりや首こり、それ以外の体のこりや痛みを感じて辛い時は我慢せずに治療していく事をおすすめしますが、体を鍛えたからといって症状がゼロになるとまでは言いませんが、症状度合いによっては改善にも繋がる事は考えられますし、体にとって必ず良い事でしかないのでよろしければお試しいただければと思います。
